キックオフとは
キックオフは試合(しあい)をはじめるときのほか、次のようなときに試合を再開(さいかい)するために行います。
- 得点(とくてん)のあと
- 後半(こうはん)をはじめるとき
- 延長戦(えんちょうせん)の前半と後半をはじめるとき
正しいキックオフとは
- すべての選手は、フィールド(コート)内のハーフウェイラインよりも自分のコート側にいなければいけません。
- キックオフをしないチームの選手は、ボールがインプレー(キックオフのときはボールがけられて前にすすむことをいいます)になるまで、センターサークルに入ってはいけません。
- ボールはセンターマークの上にとまっていなければいけません。
- 主審(しゅしん)の合図(あいず)でキックオフを行います。
- キックオフは前(相手のゴール側)にけらなければなりません。
- キックオフした選手は、ほかの選手がボールにさわるまではボールにさわることができません。
- キックオフから直接(ちょくせつ)ゴールインさせることができます。
1.~5.までについて違反(いはん)があった場合は、キックオフをやり直します。
6.に違反した場合は、違反のあった場所で相手チームの間接(かんせつ)フリーキックになります。
たとえば
これは正しい例
すべての選手が自分のコートの中にいて、相手の選手はセンターサークルの外にいる。
キックオフする側の選手はセンターサークルの中に右のイラストでは3人いるが、ルールでは何人いてもかまわないので、違反(いはん)ではない。ただあまり近くに味方(みかた)があつまってもしかたがないので、ふつうは2人がセンターサークルの中にはいる。
正しくない例(1)
キックオフの前に、すでに攻撃側(こうげきがわ)の選手がハーフウェイラインをこえて相手側のコートに入っているのでまちがい。このままキックオフされたときはやり直しになる。
正しくない例(2)
キックオフのボールを後ろにけった。
→やり直しになる。
正しくない例(3)
キックオフのボールをほかの選手がさわる前に自分でドリブルした。
→キックオフのあと、最初にボールにさわった場所(ばしょ)から相手チームの間接(かんせつ)フリーキックになる。